トリイミュージック

ひと昔前は敬遠されていた【中古ピアノ】。
時代の変化とともに価値観も変わり、最近は中古ピアノの人気が高まっています。

学校やホールなどでよく見かける大きいピアノが【グランドピアノ】、
ピアノを一般家庭に普及することを目的として改良された竪型のものが【アップライトピアノ】と呼ばれます。

工場でライン製造されているピアノをご自宅に迎えるのとは違い、一台一台表情が異なる中古ピアノ。
気軽だからといってネットなどで購入するのはとても危険です。

地域に愛されて50年。
滋賀県高島市にある楽器店、株式会社トリイのスタッフがお伝えする中古アップライトピアノを購入する際のポイントをご紹介いたします。

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音色を重視しよう

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ピアノは使い込んでいくうちに音色が変化していく楽器です。
新品ピアノをご購入された方は、その音色の変化をお楽しみいただけます。

店頭に並んでいる中古ピアノは、30~40年、あるいはそれ以上年数が経過しているピアノがほとんどです。
変化の時期は終わっているので、ここから劇的な音色の変化はありません。

店頭で弾いてみて、気に入った音色の一台を選びましょう

お子様のためのピアノをお探しの方は、子ども自身に選んでいただくのもいいですね。

複数台を弾き比べてみても、同じに聴こえるかもしれません。
もしくは、どれも魅力的で選べない…という方は次のポイントへ。

 

背は高い方が良い!

ズバリこれは言い切れます。

アップライトピアノは、響板といわれる音の響きをつくる板が背面にあります。
単純に、背が高いアップライトピアノほど、この響板が大きく作れます。

弦も、背が高い分、低いピアノと比べると長く張れます。
弦の長さは音の豊かさに影響します。

簡単にまとめると以上の点から、背の高いピアノは響きが豊かな傾向にあります。
迷ったときは高い方を選びましょう。

「大きいピアノは場所を取る」というお声をよく聞きます。
通常ピアノは88鍵。
製造時期によって拍子木・腕木と呼ばれる両サイドの部分の厚みが若干異なる程度で、それも数センチの違いです。

背が高いと見た目に圧迫感があり、場所を取ると思われがちですが、置く幅は変わらないのです。

 

鍵盤数をしっかりと確かめて

ピアノは88個の鍵盤からなります。
全てのピアノが88鍵なら失敗しないのですが、85鍵などの鍵盤数が異なるアップライトピアノが存在します。

例えばこの85鍵のピアノだと、高音域が3鍵少なくなっています。

一番上の3音なんて、もしかしたら使わないかもしれませんね。
だから無くても支障なし———では、ありません。

お子さんがこれからピアノを習う、上達していくためには鍵盤の位置も大切です。
正しい位置、姿勢を体得していくために、レッスンで使用されているピアノと同じものを選んであげましょう。

鍵盤数の異なるピアノは、コンパクトなタイプやデザインにこだわっているものが多いので、趣味でピアノを嗜んでいる大人の方におすすめです。

 

信頼できる店舗で購入しよう

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インターネットショッピングが身近になり、衣類や食品だけでなく、ピアノもネットで購入できる時代になりました。

ですが、ピアノはメンテナンスが必要な楽器。
アフターケアのことも考えた上で、楽器店での購入をおすすめします。

中古ピアノとなると状態は様々。
実際、現物をきちんとご自身の目で確かめてから購入をしないととても危険!

購入後に後悔しないように、信頼できる店舗で実物を見て購入しましょう。

信頼に足る楽器店を探すのは一苦労かもしれません。
そんな時はぜひ、習っているピアノの先生に尋ねてみてください。
先生が信頼し、お付き合いのある楽器店をご紹介していただけることでしょう。

 

 

いかがでしたか。
一生モノのお買物ですから、後悔しないピアノと巡り合えるよう慎重に選んでくださいね。