ピアノを準備する前に気を付けておきたいこと
置き場所４つのポイント
１）ピアノが入る導線
◆玄関から設置部屋までピアノが通れる幅があるかの確認をしましょう。
・アコースティックアップライトピアノの奥行は約６５ｃｍほどですが、配送員が抱える際の腕の太さや、梱包材やふとんの厚みなどを考慮して、７５～８０ｃｍほどあれば大丈夫でしょう。
・玄関から廊下。廊下から設置部屋など直角に曲がる箇所がある場合は、ピアノを立てて起こしたりして搬入する場合がございます。
それでも入らない場合は、ベランダからとか、簡易クレーンを使って引きこむ方法などを試みます。
特殊作業が必要な場合は配送費にプラスされますのであらかじめご確認ください。
２）設置に関すること
・ピアノのサイズは、横約１５３ｃｍ、高さ１２１～１３１ｃｍ、奥行き６５ｃｍ（ヤマハＹＵタイプ）です。
おおよそ畳一畳分で収まりますが、実際のピアノ寸法以外に、椅子の引しろ、調律ができるスペースなど、実際にはもう少し場所が必要な場合があります。
アップライトピアノは壁に面して設置します。
・照明のスイッチ類が隠れないように
・空調の冷気暖気が直接当たらないように
・窓際は湿気の影響を受けやすいです。
・床暖房は、乾燥しすぎることがあり注意が必要です。
・お子様の場合、できるだけ孤立しない環境が望ましいでしょう。
３）防音について
・防音は、お金をかけるほどしっかり出来ますが、まずはかけなくても出来る方法からチェックしましょう。
例えば、弱音機を使う、内壁側に設置する、夜は弾かない、周りにご理解をお願いするなど・・・。
・防音アイテムは、カーテン、敷物、防音ボード、遮音カーテン、防音室、消音機などがあります。
・防振、転倒防止アイテムもございます。
４）重量に関して
・一般の施工であれば、床の抜ける心配はほとんど無いと思いますが、ご心配な場合は瑕疵保険に加入しているリフォーム業者に尋ねるのもひとつの手段です。
置き場所のシミュレーションに、ヤマハのサイトが便利です。
「部屋置きシミュレーション」
https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/simulation/index.html
もし、心配な時は信頼置ける最寄りの楽器店にお尋ねください。
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